屠所之羊(としょのひつじ)の意味と読み方 - 四字熟語辞典
四字熟語辞典「屠所之羊」の意味を解説します。
屠所之羊
- 読み方
- としょのひつじ
- 意味
- 屠殺場に引かれていく羊のさま。転じて、刻々と死に迫る人の命のはかなさ。また、悲しみにうち沈むたとえ。
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- 「と」から始まる四字熟語




「屠所之羊」の意味と使い方
「屠所之羊(としょのひつじ)」とは、運命に逆らえず、ただ死を待つばかりの哀れな状態を意味する四字熟語です。「屠所」は屠殺場(とさつじょう)、「羊」は家畜の羊を指します。すなわち、屠殺場に連れて行かれた羊のように、自分の運命をどうすることもできず、成り行きに身を任せるしかない状況を表します。
「屠所之羊」の詳しいポイント
- 意味… 自分の運命に抗うことができず、ただ成り行きを見守るしかない状態を表す。
- 由来… 古代中国の故事に由来し、羊が屠殺場へと引かれていく様子から生まれた表現。
- 類義語… 「蟻の塔渡り(ありのとうわたり)」、「風前の灯(ふうぜんのともしび)」、「座して死を待つ」など。
- 使われる場面… 絶体絶命の状況や、成り行きに身を任せるしかないとき。
「屠所之羊」を使った例文と使い方
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逃れられない運命に直面しているとき
例文: 「彼は全ての反論を退けられ、屠所之羊のような心境で判決を待った。」
使う場面: 絶望的な状況に陥っていることを表現するとき。
ポイント: 反論や抵抗ができない状況を強調している。 -
決定的な敗北を悟ったとき
例文: 「試合の流れが完全に相手に傾き、彼らは屠所之羊となってしまった。」
使う場面: 勝敗が決し、もはや抵抗が無意味な状態を表す。
ポイント: 絶望的な状況に対する無力感を強調。 -
運命に抗えない状況
例文: 「会社の業績が悪化し、リストラを告げられた彼は屠所之羊のような表情を浮かべていた。」
使う場面: 自分の力ではどうすることもできない状況を表す。
ポイント: 不可避な運命を受け入れるしかない心情を示している。 -
人生の転機で無力さを感じるとき
例文: 「思わぬ事故に遭い、彼は屠所之羊のような心境で結果を待っていた。」
使う場面: 人生の転機や予期せぬ出来事に直面した場面。
ポイント: 受け入れるしかない運命に対する無力感を強調。 -
政治や社会情勢に翻弄されているとき
例文: 「国民は政府の決定に従うしかなく、屠所之羊のような状況だった。」
使う場面: 政治や社会的な状況に影響を受けている場面。
ポイント: 自分ではどうにもできない状況への無力感を表している。
「屠所之羊」の関連キーワード
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