蛇蚹蜩翼(だふちょうよく)の意味と読み方 - 四字熟語辞典

四字熟語辞典へようこそ!「蛇蚹蜩翼」の意味を解説します。

蛇蚹蜩翼
読み方
だふちょうよく
意味
(ふは環境依存文字で虫偏に付。)互いに持ちつ持たれつの関係にあること。蛇が歩くときは蚹(うろこ)で歩く。だから蚹は『オレが歩いているのさ』、と言うかも知れぬ。しかし、蛇がなければうろこが動くわけがない。また蝉の羽は『オレが飛んでやってるのさ』というかも知れぬが、蝉がいて初めて羽が動くのだから、蝉が羽ばたかせているとも言える。どっちがどっちだかわからないし、そんなもの、知ろうとも思わない、という荘子の語から。
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「た」から始まる四字熟語

蛇蚹蜩翼

「蛇蚹蜩翼」の意味・由来・使い方|小さなものの無謀な挑戦

「蛇蚹蜩翼(だほうちょうよく)」は、非常に小さなものが大きなものに挑戦する様子を表す四字熟語です。この言葉は、実力や力を超えて、無謀に大きなことをしようとすることに対する警鐘を鳴らしています。

「蛇蚹蜩翼」の詳しいポイント

  • 語源… 「蛇蚹(だほう)」は小さな蛇、「蜩翼(ちょうよく)」は小さな蝉の羽を指します。小さなものが自分の力を超えたものに挑戦することを示す。
  • 意味… 小さなものが力を過信して、大きな力に挑戦する無謀さを表現。
  • 類義語… 「釈迦に説法」「無謀な挑戦」
  • 対義語… 「臥薪嘗胆」「大魚を狙う」
  • 関連表現… 「高望み」「無理な挑戦」「無謀な企み」

「蛇蚹蜩翼」を使った例文と使い方

  1. 自分の力を超える挑戦
    例文: 「あの若者はまだ経験が浅いのに、蛇蚹蜩翼のように難しいプロジェクトに挑戦しようとしている。」
    使う場面: 自分の能力や経験が足りないのに、大きな挑戦をしようとする場合。
    ポイント: 無謀さや過信の表現。
  2. 身の丈に合わない行動
    例文: 「彼は、蛇蚹蜩翼のような計画を立てる前に、まず自分の実力を見極めるべきだ。」
    使う場面: 自分の能力を考えずに、大きな計画を立てる際に警告する場面。
    ポイント: 能力に見合った行動を促す表現。
  3. 無謀な挑戦を皮肉る表現
    例文: 「あの会社が市場に進出しようとしているのは、蛇蚹蜩翼だと思う。」
    使う場面: 実力が不足しているのに無理をして、大きな事業を始めようとする企業などを批判する際。
    ポイント: 無謀さや過信を皮肉る意味合いを持つ。

「蛇蚹蜩翼」の注意点

「蛇蚹蜩翼」は、挑戦や努力を奨励する意味ではなく、無謀であることを警告する言葉です。そのため、注意深く使う必要があります。また、使うシチュエーションによっては、相手に対して否定的な印象を与える可能性もあるため、文脈を選びましょう。

「蛇蚹蜩翼」の関連キーワード

無謀な挑戦、高望み、過信、慎重、力不足

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