九仞之功(きゅうじんのこう)の意味と読み方 - 四字熟語辞典

四字熟語辞典「九仞之功」の意味を解説します。

九仞之功
読み方
きゅうじんのこう
意味
九仞の功を一簀に虧く。多年の努力が僅かなことで不成功に終わることのたとえ。九仞の築山(つきやま)も最後の一簀(もっこ。畚)の土がなければ完成しないこと。
タグ
「き」から始まる四字熟語
九仞之功

詳細解説

「九仞之功(きゅうじんのこう)」という四字熟語は、高い山を築く際に、最後の一簣(ひともっこ)の土を欠いたために完成しないことを例えた「九仞の功を一簣に欠く」という言葉に基づいています。

  • 九仞(きゅうじん): 「仞」は昔の長さの単位(約1.8メートル)で、「九仞」は非常に高いことを表します。つまり、長い時間をかけて積み上げた巨大な成果の象徴です。
  • 之功(のこう): それまで積み上げてきた多大な努力や、成し遂げようとしている大仕事の成果を指します。

例文

1. ビジネス:「数年に及ぶプロジェクトだったが、最終確認の怠慢で九仞之功を一簣に欠く結果となってしまった。」

2. 教訓:「どれほど成功に近づいても、最後の一歩を疎かにすれば九仞之功も台無しになる。」

3. スポーツ:「試合終了直前の失点で、これまでの連勝という九仞之功も水の泡と化した。」

歴史的背景と出典

出典は中国最古の歴史書『書経』です。「九仞の山を築くも、功を一簣に欠く」という一節から来ています。どんなに大きな計画や長年の努力であっても、最後の詰めを誤ればすべてが無に帰してしまうという、油断を戒める教訓として現代でも広く用いられています。

「き」から始まる四字熟語

きんちょうかんわ
ひきしまった心が緩むこと。
きんでんぎょくろう
金や宝玉で飾った宮殿。
きこのいきおい
一度勢いがついてしまうと、途中でやめることが出来ないということ。
きゅうふういんろ
仙人などの清浄な暮らしのこと。
きょうぐんこしん
官軍のない軍隊が単独で進みゆくことから、助けも無く孤立して事を行うこと。
きんじょうてっぺき
非常に守りの堅いことのたとえ。
ぎんぱいうか
盗難に遭うたとえ。
ぎょうてんふき
仰いで天に愧ず。

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