兼愛無私(けんあいむし)の意味と読み方 - 四字熟語辞典

四字熟語辞典「兼愛無私」の意味を解説します。

兼愛無私
読み方
けんあいむし
意味
自他の区別なく、広く人を愛して区別がないこと。中国戦国時代の墨子の思想。
タグ
「け」から始まる四字熟語
兼愛無私

「兼愛無私」の意味と使い方

「兼愛無私(けんあいむし)」とは、すべての人を平等に愛し、私利私欲を持たないことを意味する四字熟語です。この言葉は、古代中国の思想家・墨子(ぼくし)の思想に由来し、個人の利益よりも公の利益を優先する精神を表します。

「兼愛無私」の詳しいポイント

  • 言葉の由来… 墨子の教え「兼愛(すべての人を平等に愛する)」と「無私(私心を持たない)」を組み合わせた言葉。
  • 使われる場面… 偏った愛ではなく、公平な愛を持つことや、私利私欲を捨てて行動する場面で使われる。
  • 現代における解釈… 社会貢献やボランティア活動、利他的な行動を推奨する際に使われることが多い。
  • 関連語彙… 「無私無欲」「利他主義」「公平無私」など。

「兼愛無私」を使った例文と使い方

  1. 公平な心を持つべき場面
    例文: 「指導者は兼愛無私の精神を持ち、すべての部下を平等に扱うべきだ。」
    使う場面: 偏った扱いをせず、公平な姿勢を求めるとき。
    ポイント: 指導者やリーダーの理想像として使用されることが多い。
  2. 私利私欲を捨てた行動を強調する場面
    例文: 「社会の発展のために、兼愛無私の精神で働くことが大切だ。」
    使う場面: 個人の利益ではなく、社会のために尽力する姿勢を示す。
    ポイント: 利他的な行動を推奨する際に使われる。
  3. ボランティア活動を評価する場面
    例文: 「彼の献身的な活動は、まさに兼愛無私の精神に基づいたものだ。」
    使う場面: 無私の精神で社会貢献する人を称賛するとき。
    ポイント: 他者を思いやる行動を評価する際に使われる。
  4. 組織の理念を示す場面
    例文: 「我々の企業は、兼愛無私の理念を大切にし、すべての顧客に公平なサービスを提供する。」
    使う場面: 企業や団体の公平な姿勢を示すとき。
    ポイント: ビジネスや組織運営における公平性を強調。
  5. 社会正義を語る場面
    例文: 「兼愛無私の精神を持つことで、争いのない平和な社会が実現できる。」
    使う場面: 平和や社会正義について語るとき。
    ポイント: 平等な愛が世界をより良くするという思想を伝える。

「兼愛無私」の関連キーワード

公平, 無私, 社会貢献, 利他主義, 博愛, 公正, 思いやり

「け」から始まる四字熟語

けいえいいちにょ
仲が良い夫婦のこと。
けいえいほふう
不可能なこと。
けいたんえいせき
ひとりぼっちで孤独なこと。
げきだくようせい
悪を取り除き、清らかな善を称揚すること。
けんわんちょくひつ
書道の運筆で腕が自由に動かせる構え方。
げんじょういじ
現在の状態をそのまま保つこと。
けんさいこるい
非常に守りの堅い砦。
けいこうのしん
君主の側近の臣。

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