一水四見(いっすいしけん)の意味と読み方 - 四字熟語辞典
四字熟語辞典「一水四見」の意味を解説します。
一水四見
- 読み方
- いっすいしけん
- 意味
- 同じ水でも見るものが違えば、いろいろな解釈が出来るということ。一月三舟。人間にとっての河(=水)は、天人にとっては歩くことができる水晶の床、魚にとっては己の住みか、餓鬼にとっては炎の燃え上がる膿の流れ。
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「一水四見」とは、中国の古典である『論語』に記された教訓の一つです。この言葉は、深い意味を持ち、人間の行動や思考のあり方についての指針を示しています。
「一水四見」は、「一つの水」を見ることで「四つの観点」を理解するという意味です。具体的には以下のような解釈がされています:
- 深水を見る:浅はかな知識や表面的な見方にとどまらず、深い理解と洞察力を持って物事を見ることを指します。表面的な現象や外観だけでなく、その背後にある本質や原理を見抜く能力を養うことが重要です。
- 活水を見る:活気や生命力に満ちた水を見ることで、人々や事物の生命力や活動を理解することを指します。静止した状態だけでなく、変化や発展する様子を観察し、柔軟性や創造性を持って対応する能力を養いましょう。
- 清水を見る:清澄で透明な水を見ることで、真実や誠実さを理解することを指します。誠実さや正直さ、正義感を持って物事を見極め、偽りや欺瞞から遠ざかるように心掛けましょう。
- 高山を見る:高い山々を見ることで、人々や自然の偉大さや広大さを感じることを指します。謙虚さや博愛の心を持ち、自分の限界や小ささを認識しながら、他者や大自然とのつながりを大切にしましょう。
「一水四見」は、物事を多面的に捉え、より広い視野や深い洞察力を持つことの重要性を教えています。単なる表面的な見方や偏った視点にとらわれることなく、より真実に近づくために、物事を多角的に観察し、理解を深める努力をすることが求められます。また、謙虚さや正直さ、環境への畏敬の念も示唆されており、人間の倫理的な価値観との関連も含まれています。
