歌番号36-歌人:清原深養父(きよはらのふかやぶ)

小倉百人一首

上の句

夏の夜は なつのよは
まだ宵ながら まだよいながら
明けぬるを あけぬるを

下の句

雲のいづこに くものいづこに
月宿るらむ つきやどるらん

夏の夜は まだ宵ながら 明けぬるを

雲のいづこに 月宿るらむ

歌人

清原深養父 きよはらのふかやぶ

音声で読み上げ


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清原深養父とは

清原 深養父(きよはら の ふかやぶ、生没年不詳)は、平安時代中期の歌人・貴族。豊前介・清原房則の子。官位は従五位下・内蔵大允。中古三十六歌仙の一人。 延喜8年(908年)内匠少允、延長元年(923年)内蔵大允等を歴任、延長8年(930年)従五位下に叙せられる。晩年は洛北・岩倉に補陀落寺を建立し、隠棲したという。 勅撰歌人であり、『古今和歌集』(17首)以下の勅撰和歌集に41首が入集している。藤原兼輔・紀貫之・凡河内躬恒などの歌人と交流があった。家集に『深養父集』がある。琴の名手であり、『後撰集』には清原深養父が琴を弾くのを聴きながら、藤原兼輔と紀貫之が詠んだという歌が収められている。 小倉百人一首 36番 夏の夜は まだ宵ながら 明けぬるを 雲のいづくに 月宿るらむ(『古今和歌集』夏166)存命中は高い評価を受けていたが、藤原公任の『三十六人撰』(いわゆる三十六歌仙)に名をあげられなかったこともあって、この歌は平安末期まで秀歌の扱いを受けなかったようである。


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